GNI

国内総生産はGDPだが、最近は一人当たりの国民総所得GNIを示すことが多くなっている。
婚姻、出産の年齢が上がっている中で、出生率の低下し、人口減少が停まらなくなっている。
国内総生産は頭打ちだと言われている中で、成長戦略を打ち立てる政府。

国民一人一人の豊かさを感じられるにはまだ時間がかかるが、GNIを使うようになったのも一つの戦略だと思う。
国内総生産の率がグーンと上がることはないと分かっているので、今後は数値を見ても日本経済が良くなっているようには感じられない。
個人個人はやっぱり自分の給料、家計、といった身近な経済が大事だから、一人当たりの国民総所得で示された方が分かりやすいのだ。

「GDPはずっと上がらない」と沈んだ雰囲気になるよりも「GNIは右肩上がり!」と数値で見る方が明るくなる。
まだ自分の家計や給料に景気が良くなった結果が現れていなくとも「これから良くなるから!」と思えると、海外旅行に行こうかなぁとか車買い換えようかなぁと消費に前向きになれる。
これこそが、GNIで示すことの狙いだろうと思う。

勤めている会社が実は沈みかけた船だった!と従業員が気づいたころにはもうほとんど沈没している。
手遅れだ。
沈むかもしれませんよ、とそれぞれが早い段階で気がつけば、なんとか舵取りができるかもしれない。
一人一人の意識を変えること。

これこそが景気回復のポイントになるのではないだろうか。
何兆円を動かすことはできないけど、毎月の何万円、何十万円は日々みんな動かしている。
それぞれの意識で上向きに景気がなればいいな。

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